ハッハッハッ HUF ゥゥゥ~

屈託のない満喫した時間を過ごせる高級リゾートホテル。日々の生活を忘れさせ、心も身体も開放させるリゾートホテルの住空間デザインは、より本質的な「開放」を得るために独自の設計がされている。


テラジマアーキテクツはこのリゾートホテルの本質に着目。もっともラグジュアリーな居住空間のひとつにリゾートモダンを見出した。
マホガニー調の褐色に彩られた柱と梁のフォルムが斜め天井に艶やかな影をつくる。中庭や屋上、テラスといった外部との緩衝地帯にジャグジーやリクライニングスペースをつくり、日々の暮らしに遊び心とぜいたくな時間を作り出した。


高級リゾートホテルの持つ優雅なひとときを住まいに演出するリゾートモダンである。

つつましさに秘された和の美意識を湛えながら空間を造り上げるモダニズムのフォルム。
懐古ではなく最新の日本回帰である和モダンの世界を堪能する。

想いの一部を隠すことで、その背後の奥行きを演出する和の心。茶道の侘びと寂びの心象空間に、主人の心の平穏と客へのもてなしの想いが宿る。
和モダンは、シンプルモダンとは一転して空間を抑揚する。アンバーライトが和紙をあつらえた壁面を反射して、なお柔らかい光へと生まれ変わる。


障子越しに映える自然光も格子の影を通り、コントラストの強いカラースキームの空間を重ね塗りしていく。癒し、やすらぎとは空間の想像的な奥深さが与える心象効果ではないだろうか。
テラジマアーキテクツの和モダンは粋である。抑揚された空間にテンションをつくる大胆かつ上品なふすま紙。琉球畳と天井の板の目を映す和紙のシーリングライト。土間と吹き抜けによる縦への開放を強調したエントランス。敷石の配色にアクセントを与えるししおどし。


侘びとさびに裏打ちされた“粋”が都会の大人たちを愉しませる空間を創造している。

直線や曲線といった象徴的な建物のラインをモティーフに、素材の表情を際立たせるシンプルモダンのデザイン。
木や石、ガラスや金属の持つイメージを感じ取ったアーキテクトの感性が、もっとも単純で無駄のない“最終的なかたち”へたどりつく造形美が、一般的に称揚されるシンプルモダンの境地といえる。


ところがテラジマのシンプルモダンは人の温もりがある。珪藻土や、しっくい壁、天然むくの床材がやわらかいイメージをシンプルモダンに加える。 それは部屋の奥まで差し込む日の光ひとつとっても伺える。
スリッドガラスや天窓、中庭やドライエリアといった現代建築の合理的な採光計算がシンプルモダンの清潔さの中に住空間が本来そなえるべき温もりを表現している。


清潔で温かいテラジマアーキテクツのシンプルモダンである。
